第59回(令和6年度)優秀畜産技術者表彰について
畜産技術協会は、日本中央競馬会弘済会との共催により、畜産技術者の技術向上を促し、畜産技術の発達普及に資することを目的とし、畜産技術の研究・開発または優秀技術の普及、指導上顕著な功績を上げた将来性に富む意欲ある中堅技術者を表彰します。第59回は、令和6年度中に選考し、令和7年6月頃に表彰式を行います。
なお、全国畜産関係場所長会、全国畜産課長会、家畜改良センター及び公益社団法人 畜産技術協会の4号会員に候補者のご推薦を依頼する予定です。
次の点をお含みの上、ご推薦よろしくお願いいたします。
Ⅰ.候補者の推薦について
1.受賞対象者は、畜産技術の研究・開発または優秀技術の普及、指導上顕著な功績を挙げた者(表彰規定第2条)とされており、将来性に富み意欲ある優秀な中堅の技術者・指導者を対象としています(細則第1)。
このため、候補者としてご推薦をいただく方については、
① 概ね50歳以下の者とし、
② 受章者は10件以内(細則第4)であることから、原則として1機関(○○県畜産試験場等)
1名でお願いします。
また、既に全国的表彰の受賞歴がある者は、原則として対象外となります(細則第1)。
2.表彰の対象分野は、畜産技術に係る(1)家畜生産・飼養、(2)草地・飼料、(3)家畜衛生、(4)経営技術・指導、(5)行政・普及等の幅広い分野としますが、この5分野以外を対象とした候補者でも差支えありません。
3.本事業の趣旨としては、より広い範囲の優れた技術者を表彰することとされておりますので、団体・民間や独立行政法人等の研究者・技術者、また畜産の生産現場で活躍されている行政部局技術者の積極的なご推薦もお願いいたします。
4.特に、経営技術・指導や行政・普及の分野にご推薦をいただく場合は、その技術者の業績が生産現場でどのような効果を挙げているかについて具体的にお示しください。
5.なお、前回までの審査において選外となられた方でも、更に業績を積み重ねられて受賞される例がございますので、再度のご推薦についてもご検討をお願いいたします。
6.受章者は、畜産技術協会より推薦を依頼した団体(全国畜産関係場所長会、全国畜産課長会、(独)家畜改良センター)及び畜産技術協会の4号会員から推薦された候補者について、各分野の有識者で構成される審査委員会に諮り、畜産技術協会会長が選考のうえ、決定いたします(表彰規定第6条、細則第6)。
Ⅱ.推薦状の記入について
受賞者の審査は、提出いただいた推薦状を基にして行われます。候補者が適切、校正に評価を受けられますよう、ご記入に際し特に次の点にご留意ください。
なお、推薦状の様式は公益社団法人畜産技術協会のホームページ(https://jlta.jp)からダウンロードできます。
1.推薦状は、指定の様式によりA4版用紙2枚に収めてください。各欄のスペース、活字の大きさは特に指定ありませんが、推薦状はそのままコピーして審査資料とします。A4版用紙2枚以上にわたる長文の推薦状は2枚以内として再提出をお願いすることになりますのでご注意願います。
また、推薦状の原稿は両面印刷とせず、必ず片面印刷で提出をお願いします。
2.推薦状の「推薦者」は、候補者が所属する機関・団体の代表者等とします。
推薦状は、畜産技術協会が推薦を依頼した団体を経由しての提出を原則としますが、推薦団体の了解を得たうえで直接送付(郵送に限る)されても結構です。
3.「業績概要」欄は受章者の主な業績について130字程度にまとめてご記入ください(表彰式資料等にそのまま使用されます)。
4.「候補者の職歴と従事した業務の内容」欄については、候補者が関係した時期、機関と役職、従事した業務の内容が明確になるよう時系列的に2~3行で簡潔に記入してください。
記入例
(1)平成12年4月~平成14年3月
○○県畜産試験場○○研究部 研究員。○○に関する研究開発
(2)平成14年4月~平成16年3月
○○県畜産技術課○○係長。○○に関する技術行政事務
(3)※ 民間勤務、自営がある場合
平成16年4月~平成18年3月
○○株式会社 開発部 研究員(社員)。○○の開発(営業)
○○県○○群で養鶏業(5万羽)を自営
(4)※ JICA等での海外勤務がある場合
平成18年4月~平成20年3月
JICA海外青年協力隊員として○○国の○○において○○を指導
5.「表彰に値する業績」欄は、候補者の業績について「研究業績」と「技術普及に係る業績」に分けて記入してください。時系列ではなく、主要な業績順にタイトルを付けて、業績の背景、事実、何に優れ(貢献し)どのような効果があったか等について、簡潔かつ明確に記入してください。(業績では具体的な成果名や開発した商品名等があれば記載し、普及面では改善された点等を可能な限り数値等で示してください。)
規模の大きい事業や共同研究に係る業績については、そのプロジェクトにおける候補者の位置付け、果たした役割が明らかになるようにしてください。また、本人の発見によるものか、既往の成果を応用したり、改良したりしたものかが分かるように記述してください。
「表彰に値する業績」欄の記載内容が審査に影響しますので、専門分野以外の審査員にも候補者の功績が分かるような記述としてください。
なお、前年度までの受賞者の記入例を求められましても、事務局としては応じられませんのでご了承ください。
6.「過去の受賞歴」欄は、候補者の受賞歴(受賞内容)について記入してください。また、グループ受賞の場合は候補者の分担を明記してください。
7.「その他の参考事項」欄には、論文、学会発表、研究報告、特許、実用新案、事業報告などをご記入ください。なお、報告社名や特許申請者名等は必ず全員を記載し、複数名の場合は、貢献度の高い者を筆頭にしてください。公刊された図書・雑誌、資料の別刷り等の添付は不要です。必要な場合には、事務局から別途連絡いたします。
Ⅲ.推薦状の提出期限
推薦状の提出期限は、令和6年12月15日(日)としております。
推薦団体を経由して提出される場合は、推薦団体における取りまとめ作業等もありますので、できるだけ早めのご提出をお願いします。
Ⅳ.連絡先
〒113-0034 東京都文京区湯島3-20-9
公益社団法人 畜産技術協会 研究開発部 東條 和佳子
☎ 03-3836-2301 📠 03-3836-2302 📩 oubo(アット)jlta.jp
Ⅰ.候補者の推薦について
Ⅱ.推薦状の記入について
Ⅲ.推薦状の提出期限
Ⅳ.連絡先